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こんばんは。今日も楽しく飲んでますか?常連客のおっさんです。
東シナ海上空でのドッグファイト
航空自衛隊幹部OBがネットニュースで公表した情報から緊迫した東シナ海の情勢が伝わってきました。
曰く「東シナ海上空で中国軍の戦闘機が自衛隊機に攻撃動作を仕掛け、自衛隊機がミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱」というお話。
本当であれば大事件というか開戦です。
話が盛って伝わっているとしてもただ事ではない。
日本政府も中国大使館も事実無根と言っています。
中国人の発言ははなから信用できないのでどうでもいいのですが、日本政府の発表が歯切れが悪いせいで余計な想像をさせられます。
今回はこの事件の影響について考察します。
日本政府「中国軍機の攻撃動作、ミサイル発射はない」は本当か
萩生田官房副長官は領空侵犯してきた中国軍機に対して自衛隊機がスクランブルしたことを認めていますが、件の攻撃動作云々に関しては否定しています。
ミサイル攻撃のくだりは話を盛りすぎであると思いますけど、攻撃動作は取られたのは事実じゃないんでしょうか。
無論証拠も何もない想像ですけど。
しかしながら中国軍には中国艦艇から自衛隊艦艇やヘリに対するロックオンの前科があるので、海軍がやることを空軍がやらないとは考え難い。
さらにいうと今回領空侵犯してきたのは中華版ステルス機「J-31」という噂もあり、空軍もパイロットも腕試しをしたくてたまらない心理状態であると考えられます。
攻撃動作はホント、ミサイル攻撃はウソ事実でしょう。
攻撃動作のウソ、ホントよりも重要なことがある
自衛隊に被害がない現状であれば、攻撃動作がウソかホントかよりも重要なことがある。
それは人民解放軍が以前よりも日本の領空領海へ足を踏み込み始めているという事実だ。
それに対して現状の日本は政府が「抗議してみた」程度の動きしかしていない。
政府「ちょっとやめれや」
中国「だまれ」
という話にならないやりとりしかできないのが日本の現状である。
自衛隊に現状よりも強硬な対処を求めるには自衛隊法やら憲法やらの改正が必要です。
普通の国なら領空侵犯機は撃墜しています。
トルコがロシア軍機を撃墜したのが好例。
つい最近トルコがなんかヘタレたっぽいけど。
よその国から見たら自衛隊機が追い払われているように見える=そこは中国の領空だから。と捉えられかねない事態なわけです。
もちろん自衛隊機を追い払った中国軍は「日本弱し」「もっとやれ」となるのは火を見るより明らかですね。
今の日本に何ができるか
直接的な手段はなにもできない。
なぜか?
日本国民が直接的な行動を禁じているから。
自衛隊の自国を守る行為を縛っているのは国際社会でもアメリカでも、中国でもない。
憲法改正をしない、自衛隊法を変えない日本国民です。
自衛隊機が撃墜されるか、護衛艦が沈められるか、日本の都市にミサイル攻撃を受けるかしないと変わらない、変わろうとしないのが日本国民だと思います。
国内から変えないと領空領海侵犯が状態化し、それを既成事実化して尖閣、沖縄と人民解放軍が進出してくるという想像はけして妄想ではなくなってきています。
東シナ海で盧溝橋事件の再現はあるか
盧溝橋事件はざっくり言うとシナ事変の引き金になった日本軍と国民党軍との軍事衝突。
中国共産党が裏で糸を引いたとか引かないとか色々ありますが、日中双方の対峙が最大値を越えて衝突してしまった感じです。
誰が最初に撃ったのかは諸説あるのでお調べください。
私は中国側だと信じてますけどね。
話がいささか脱線気味ですが、第2の盧溝橋を中国が狙っているのは間違いないです。
シナ事変当時と同じく日本に撃たれた撃たれたと世界に宣伝して今度は日本への侵略の口実にするわけですね。
戦闘行為が行われなかったとしても、今の日本であれば勝手に後退してくれるのでジリジリと侵略は可能なわけですから、どちらにしても中国に損はないわけです。
まとめ
こういう事件が起こると、私のような心配性な人間は「すわ開戦か」とか思ったりするのてすが、今日明日で事態がさらに進展することはないでしょう。
重要なのは日本がジリジリと後退し、中国がジリジリと侵入の度合いを強めているところです。
これを大丈夫と思うか、まずいと思うかは人それぞれ。
調度参議院議員選挙期間なのでその辺考えて投票するといいんじゃないでしょうかね。
ホントはこんな悠長なこと言ってられる上じゃあないと思うんですけどね。