台湾 時事

沖ノ鳥島沖への台湾軍艦派遣 次期駐日大使の派遣反対発言に国民党が強く反発

投稿日:2016年5月7日 更新日:


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沖ノ鳥島問題に関して、台湾の次期政権になる民主進歩党(民進党)から発言が出てきたので紹介します。

台湾次期駐日大使が軍艦派遣反対

(台北 7日 中央社)今月20日の民主進歩党政権誕生に伴い台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の代表に就任する謝長廷・元行政院長(首相)は4日、漁民保護を目的とした沖ノ鳥礁(日本名:沖ノ鳥島)近海への軍艦派遣は、「戦争も辞さない」との意味合いがあるとして、反対の立場を示した。この発言に対し、中国国民党からは批判が続出している。

国民党の林郁方・前立法委員(国会議員)は6日、全ての船は公海上を航行できるとした上で、米国が南シナ海の公海に軍艦を派遣していることも、中国大陸への宣戦布告に当たるのかと指摘。日本に媚びを売る謝氏は愛人のようだと皮肉った。

同党の王鴻薇・台北市議も、謝氏がどうして国家の主権を損ない国を辱めるような発言をできるのか理解に苦しむと非難。中国大陸との統一志向が強い洪秀柱主席も謝氏の意見には同意できないと語った。

政府は巡視船などとともに、海軍の康定級フリゲートを沖ノ鳥礁の周辺海域に派遣。軍関係者は、軍艦は巡視船と一定の距離を保ち、第一線に出ることはないとする一方、問題が起きた場合には現場に向かい巡視船を支援すると説明している。巡航は5月末まで続けられるという。

また、国防部の鄭徳美・副部長は5日の立法院外交・国防委員会で、日本の軍艦が台湾の巡視船を攻撃した場合、反撃するかとの質問に、「そのような状況にはない」と回答。

これに対して、質疑を行った国民党の頼士葆・立法委員は6日、自身のフェイスブック上で、鄭氏が明確な回答を避けたことを批判し、謝氏の発言により「国軍まで日本恐怖症になっている」と怒りを見せた。

(謝佳珍、呂欣ケイ/編集:杉野浩司)

<沖ノ鳥礁問題>次期駐日大使の「軍艦派遣反対」発言 国民党から批判噴出/台湾 引用元 中央社フォーカス台湾 5月7日(土)15時22分配信

日台周辺の国際・軍事事情を考えれば、次期駐日大使の謝長廷氏の発言は至極まっとうな発言と言えます。

これに異を唱えるのは中国国民党。
当ブログでもさんざん書いてきましたが、次期政権の足を引っ張りたくてたまらないのが見え見えですね。

中国国民党といえば国共内戦で中国共産党に敗れて、台湾に逃げ込み生きながらえた過去があります。

現状の中国共産党に従属しようとする姿勢は、かつて中国共産党と血を流した過去をどう考えれば出てくるのでしょうか。
理解に苦しみます。

沖ノ鳥島問題に関する民進党の姿勢

先日の台湾の蔡英文次期総統と岸信夫衆議院議員との会談と、今回の次期駐日大使の謝長廷氏の発言から推測すると民進党がこの問題に関して消極的であることがうかがえますね。

「台湾の独立」を党是として掲げる民主進歩党にとっては、中国への従属はあり得ない選択肢ですから当然な反応です。

例え日本が沖ノ鳥島を「岩」と認めるようなことがあったとしても、台湾が沖ノ鳥島を領有するという話にはなりません。
台湾漁船が好きに漁ができるようになるというメリットが生じるかもしれませんが、日本との関係を悪化させるというデメリットに比べるとはるかに小さいメリットということも冷静に考えればわかる話ですね。

現在の馬英九政権による強硬姿勢は海上保安庁、海上自衛隊が積極的な攻撃行動を行わないという前提で行われていると考えられます。
しかし仮に有事に発展してしまった場合には日本と台湾の海上戦力の差は比較するのも愚かな戦力差があるので、現状の台湾巡視船、台湾軍艦の派遣もまたリスクしかありませんからこの消極姿勢も頷けます。

中国国民党の発言が情けない

次期駐日大使の謝長廷氏の「軍艦派遣は「戦争も辞さない」との意味合いがあるとして、反対の立場を示した」という発言に対して国民党が反発しています。

国民党の林郁方・前立法委員(国会議員)が「米国が南シナ海の公海に軍艦を派遣していることも、中国大陸への宣戦布告に当たるのかと指摘」とあります。
下野する党というのはどこの国も同じなんですかね。

「戦争も辞さない」というアピールと「宣戦布告」は全くの別物でしょう。
言葉尻を捉えて揚げ足を取るという方法で相手をやりこめようとするのは国民の代表である議員のやることではないですね。

日本の野党は国会でクイズとかもっと酷いですけどね。

まとめ

次期政権を担う台湾の民進党が「沖ノ鳥島問題」に関して消極的であり、穏便な解決を望んでいること判断して良いと思います。

5月20日までに現政権である馬英九政権が日台関係を悪化させる行動をとる可能性は十分にあります。
しかし、政権交代後のことを考えればこれ以上沖ノ鳥島問題が大事に発展することはなく、既に終息方向に向かっているように思います。

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