台湾 時事

巡視船は退去する?しない?沖ノ鳥島は岩?島?迷走する台湾

投稿日:2016年5月24日 更新日:


こんばんは。今日も楽しく飲んでますか?常連客のおっさんです。

スポンサーリンク

台湾の海岸巡防署、巡視船の退去を否定

沖ノ鳥島沖の排他的経済水域(EEZ)に居座る台湾巡視船が退去を開始したと喜んだのもつかの間、台湾の海岸巡防署(日本の海上保安庁に相当)が巡視船に退去指示を出していないという報道がありました。

巡視船の沖ノ鳥島EEZは5月末まで続けるという話もあります。

話が錯綜してきました。どうなっているんでしょう?
今回の巡視船が退去するという報道は日本のマスコミが報じたニュースで、台湾のマスコミではそういった報道はないようです。

台湾の蔡英文新政権は発足直後ということですし、各部署との連携がうまくとれずに怪情報が飛び交っているのかもしれません。

沖ノ鳥島は「岩」発言の撤回と余波

昨日5月23日に、前政権である馬英九が沖ノ鳥島を「岩」とするとした主張を撤回する旨を新政権が発表しました。
従来の大陸棚限界委員会の決定を尊重する方向に舵を戻したわけです。

思った通りというのもなんですが、この方針転換には台湾の与野党から「弱腰」だなんだと非難が相次いでいるようです。
前政権与党であった国民党が不満を爆発させるのは当然のこととして、新政権の母体である民主進歩党からも非難が出ています。
もうこれどうすんですかね。

すっかり台湾の国内問題になってないだろうか

そもそもが台湾の前政権馬英九が、新政権に対して遺した嫌がらせの問題が沖ノ鳥島問題です。
以前記事にした台湾国民の世論調査でも反応が薄いので大した嫌がらせ効果もなかったね、ザンネン!と思っていましたが意外とダメージになるかもしれません。

野党である国民党からの批判はともかく、与党である民主進歩党からも非難があがっているということは党内での根回しが上手く行われていなかったということでしょう。
この急な舵取りを推し進めているのは誰なのかはわかりませんが、性急な変化は新政権の致命傷になる可能性も十分にあります。

冷静に考えれば台湾にとって大した利益のない沖ノ鳥島問題であるはずですが、国家としてのメンツがかかってくると話がややこしくなります。
蔡英文総統は女性ですから、男が気にするメンツなんて「知らんがな!」といった感じで自分の主張を一気に進めてしまったのかもしれませんね。

一方の主役であるはずの日本はすっかり蚊帳の外です。
馬英九の強硬姿勢から、蔡英文新政権の急激な方針転換となんだか台湾が一人相撲を取っているように見えるのは私だけでしょうか?

まとめ

今回の記事は全体的に感想文めいた記事になってしまいましたが、まとめられることは以下です。

・沖ノ鳥島問題の実務レベル(巡視船)においてはまだ日本に対する威圧を継続する
・沖ノ鳥島の「岩」発言は撤回されたが台湾国内での調整がついていない
・性急な舵取りが国内問題に発展する恐れがある

昨日、巡視船が退去すると知った時にはこの問題は解決してしまったなと思っていました。
翌日に一波乱起きるとは思いませんでした。

新政権の動静が落ち着くまでもう少しこの問題は余波がありそうですね。

関連記事

アドセンス

スポンサーリンク

アドセンス

スポンサーリンク

-台湾, 時事
-,

執筆者:


コメントを残す

関連記事

no image

北海道補欠選挙を見る 自民党新人「和田よしあき」

こんばんは。今日も楽しく飲んでますか?常連客のおっさんです。

沖ノ鳥島沖へ巡視船派遣 台湾馬英九政権強硬姿勢

こんばんは。今日も楽しく飲んでますか?常連客のおっさんです。

なんでも解説 ヘイトスピーチ対策法案とは その発端と影響を考察する

こんばんは。今日も楽しく飲んでますか?常連客のおっさんです。

台湾民進党政権発足、新総統就任演説と世論調査から見る台湾人の沖ノ鳥島問題への反応

こんばんは。今日も楽しく飲んでますか?常連客のおっさんです。

北海道補欠選挙を見る 選挙の結果

こんばんは。今日も楽しく飲んでますか?常連客のおっさんです。

カテゴリー

広告



follow us in feedly