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台湾民進党政権発足、新総統就任演説と世論調査から見る台湾人の沖ノ鳥島問題への反応

投稿日:2016年5月20日 更新日:


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台湾蔡英文新政権の発足

本日5月20日、台湾の新政権が正式に発足しました。
新総統は民主進歩党の蔡英文氏です。

5月の始めに連日のように報道されていた沖ノ鳥島に関する台湾の強硬姿勢ですが、日が経つにつれてめっきり情報の扱いがなくなってきました。

今回は蔡英文氏の就任演説と就任直前の5月18日に台湾のシンクタンクが行った世論調査のふたつから沖ノ鳥島問題に対する台湾国民の意識を考察します。

新総統の就任演説

日本人としては沖ノ鳥島問題で悪化した日台関係の発言をついつい期待してしまいますが、新総統の就任演説では期待したような話はなかったようです。

台湾マスコミの報道の中心も蔡英文新総統が中国と台湾の関係についてどのような発言をするかが焦点になっていました。
台湾にとって中国との関係が良くも悪くも重要な問題であることがうかがえます。

一方の日台関係については日本や欧米などの国々と協調していくという程度の内容だったようです。

歴史的な台湾と中国の関係を見れば当然ではありましたが、沖ノ鳥島があった直後だけに肩透かしを食らったような気がします。

世論調査から見る台湾国民の反応

新政権発足前に台湾で行われた世論調査の結果から台湾国民が直面している関心事と沖ノ鳥島問題に対する関心の度合いがどの程度なのか考察してみましょう。

台湾国民の関心事

この世論調査の結果から見ると、上位が経済、雇用、年金という日本でもお馴染みの内政問題が関心の大部分を占めています。

中国との関係も課題として上がっていますが、優先順位はそれほど高くありません。
そもそも外交問題は台湾国民にとっては課題として関心が低いように見えます。

日本の名前は新政権の大きな課題としは名前すら上がっていません。

台湾国民の沖ノ鳥島問題の解決に対する考え

7割以上の国民が協議、交渉による解決を求めています。
武力による漁船保護を回答が2割ほどいるようですが、こういった過激な時勢を見ていない感情に走り勝ちな回答をする人間はどこにでもいます。
割合から見ても支持される考えであるとは思えません。

馬英九政権の沖ノ鳥島問題による日台離間策は実ったのか?

世論調査の結果から見ると答えはNOです。
もちろん全くしこりがないわけではないでしょう。

新総統の就任演説にも特に言及されることがありませんでした。
さらに台湾国民が新政権の重要課題として揚げた問題には日本の名前すら登場せず、沖ノ鳥島問題に対しても協議、交渉が大半で取り立ててこの問題を重要視している様子が見当たりません。

馬英九政権が沖ノ鳥島への巡視船の派遣以降は会見などでブツブツ言う程度で新たな強硬姿勢を示していないことからも、台湾国内ではこの問題がさほど大きくなかったのではないかと考えられます。

まとめ

先にも書きましたが沖ノ鳥島問題は5月始めに報道で大きな騒ぎのように伝えられていました。
しかし、問題が解決もしていないのに報道も終息気味であり、問題の火付け役であった馬英九も新しい発言をしなくなりました。

蔡英文新政権への交代によってどのような動きがとられて行くかは未知数です。
しかし、中国からの独立を党是としている民主進歩党にとっては日本との関係に亀裂をつくり台湾の孤立を招くことにメリットがあるようには素人目にもありえないと考えられます。

今後ハーグへの提訴や軍艦派遣といった強硬姿勢は可能性として低いと考えられます。

新政権が発足したばかりでまだまだ情報不足なのでこれからも動静に注目していきます。

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