台湾 時事

沖ノ鳥島 蔡英文政権の決断 台湾巡視船退去開始

投稿日:2016年5月23日 更新日:


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台湾巡視船、沖ノ鳥島EEZから退去開始

蔡英文政権へ交代しても沖ノ鳥島沖の排他的経済水域(EEZ)内に台湾巡視船が居座っていることを記事にしたのはつい昨日5月22日のことでした。

ところが本日5月23日、巡視船が沖ノ鳥島沖から退去を開始したという報道がありました。

先日も書きましたが、前政権が嫌がらせに選択した巡視船の派遣とはいえ一度決定したものはそうそう変更ができないと思っていたので、この判断には驚きです。

この動きに合わせて日本政府と台湾政府の間で海洋に関する対話の窓口を創設することも報道されています。

蔡英文政権の英断ととるべきか

一度決まったことはそうそう変えることができない国で生きている身としては、今回の蔡英文政権の決断は「英断」であるように見えます。

しかし、新政権発足から数日余りの間に台湾から発信されている報道を見ると「英断」というほどのものでもなさそうです。

新政権発足直後に、国民党政権時代に編纂された歴史教科書(「日本による植民地統治時代」の強調、「二・二八事件(国民党による台湾人弾圧)」の削除など偏った内容)の使用中止をしたり、ヒマワリ学生運動関係者の告訴を取り下げたりと前政権を否定する動きを矢継ぎ早に行っています。

日本でこんなことをやったら大事件です。

どうやら日本での政権交代と台湾での政権交代は別物であるようですね。
政権交代というより王朝の交代とかそういったレベルです。

日本や欧米が採用している民主主義的な政権交代よりも、中華的な皇帝により中央集権や独裁政権に近い権力を台湾の総統という身分は持っているようです。

有能な統治者がその地位につけば国は良くなるでしょうが、その逆のほうが多いのが世の常ですからね。怖いですね。
蔡英文総統がその権力を正しく行使する人であると期待しましょう。

沖ノ鳥島からの退去は決まっていたのではないか

台湾総統の強権行使の他にも要因はあったんじゃないかと思います。

5月5日に自民党の岸信夫衆院議員が当時次期総統であった蔡英文氏と会談を行っているので、そこですべての段取りとはいかないまでも新政権発足後の動きに関して交渉が開始されていたと見るのが順当だと思います。

この辺の話に関しては特に報道で交渉が行われていました~なんて話は全く聞かないので個人的な想像です。

これで沖ノ鳥島問題は終息か?

ほぼほぼこれで終息でしょう。

あとは今後創設される海洋に関する日台間の窓口で交渉が行われるようです。

日本側では、沖ノ鳥島から巡視船が退去しました程度の報道で終わりだと思います。
台湾側では、国民党がいろいろケチをつけるんじゃないでしょうかね。

まとめ

突然降って湧いた日台間の関係悪化でしたが、始まった時と同様幕切れも唐突なようです。

素人目にも不毛な対立だったので終息は大歓迎です。

「雨降って地固まる」ではありませんが、海洋問題の窓口の創設などで日台間の友好関係が回復しさらなる交流がもたれることを願ってやみません。

個人的には、今回の事件で台湾に対して興味がフツフツと湧いてきたので、これからも台湾ウォッチをしようかと思います。
もしかしたらこの沖ノ鳥島問題にまだ一波乱、二波乱あるかもしれませんしね。

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