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こんばんは。今日も楽しく飲んでますか?常連客のおっさんです。
オタクを否定はしない。なぜなら。
おっさんもオタクだからだ!
オタクという言葉はとかく否定的に使われるのが常です。
おっさんもオタクの一人ではありますので、肩身の狭い思いをしたことはしばしばあります。
小学生の頃はオタクという言葉、ジャンルすら存在していなかった、知らなかったので子供らしく無邪気に、ガンダムなどのアニメを楽しみ、ドラクエなどのゲームを友人たちと楽しんだものです。
中学、高校生くらいからオタクというものが登場し、にわかに否定的な存在として捉えられるようになりました。
その頃のおっさんは周囲からは確実に浮いていましたが、好きなコンテンツに没頭することでそれを気にしないでいた気がします。
お蔭でなおさら浮いてしまって、絵にかいたような青春を謳歌することはありませんでしたね。
大学、社会人になってからは気の会う人間とだけ付き合うわけなのでオタクであることがコミュニケーションをとっていく上で問題になることはないです。
せいぜい彼女がオタク趣味否定派か、許容派かを気にするくらいですね。
前置きが長くなりましたが、おっさんのオタク人生を振り返る話ではありません。
オタクにありがちな言動について注意喚起をするのが趣旨です。
オタクがやってしまいがちなこと、それは。
・自分の好きを押し付ける
・自分の知識をひけらかし話が要点を得ずにやたら長い
一芸を極めんとするのは良いことだ
物事を深く追究し、掘り下げて行くことは尊いことであると思います。
例をあげれば『さかなクン』さんが分かりやすい好例でしょうね。
魚好きが高じて、大学の准教授になったり、クニマスの発見に関わったりと一芸を極めるという言葉を身をもって現していると思います。
中途半端な知識しかなく半端なオタクでしかないおっさんは羨望の目で見てしまいますね。
しかし、芸を極めるのは実に結構ですが、自分の価値観を押し付けてしまうオタクが多いのが実に問題です。
おっさんも中学生くらいの頃は少なからずそういうところがありました。
当時はテーブルトークRPGという遊びにはまっていました。数名の人間が集まって行う遊びですが認知度が低く、人を集める必要があったので布教活動よろしく周りに紹介する必要があったわけです。
交遊関係は広くなかったので必然的に同じ人間に何度かお勧めしたものですから、まぁ興味のない相手は辟易したでしょうね。
そういう相手の感覚にはわりと敏感な質なので以後、繰り返しの勧誘はしなくなりました。
お蔭で高校生の頃にも勧誘を行った時には「おっさんはしつこく言ってこないから良いよな。Aのヤツはしつこくて迷惑」といった言葉をもらったことがあります。
誰しも自分の好きを他の人にもお勧めして、ともに楽しみたいとは思うものでが、悲しいかな自分の好きが相手の好きであることはなかなかないものなんですよね。
相手の求めを理解して語るべき
話をしていると気分が高じてきて、やたらウンチクを垂れ流し始めるオタクがやはり多いです。
有用な情報であれば救いがあるのですが、そういうオタクの口上は概ね要点をえず何が言いたいのか良くわからないことが多いです。
以前勤めていた会社であった話ですが、社員Aが社員Bに対してとある質問をしたところ、知識のある社員Aから質問内容とそれに関連するさまざまな情報を得ました。
社員Cに同じ質問をしたところ、一言で聞きたかった内容の答えを貰いました。
社員Aは「なんだ始めからそう言ってくれればすぐわかったのに」と感想を漏らし、それを聞いていた社員Aは凍りついていました。
知識のある人は親切心や情報の共有、少なからず自己満足を求めて饒舌になりがちなものです。ですが、多すぎる情報、相手にとって高度な情報はすぐに消化不良を起こしてしまうものです。
相手の問いと、許容量を考えながら情報を提供するよう心掛けましょう。
オタク、オタクと言いましたが
分かりやすい例として、オタクという言葉を使いましたが、今回の話はオタクに限った話ではなく誰しも陥りがちな話です。
自分の好きや興味あることはいつも言うようにアウトプットしたくなるものです。
それにそもそもオタクとそうでない人に垣根なんてありませんからね。
ですが、相手を選ばなければ面倒くさい奴だ、オタクだなどと認識されて、知識を役立てることも共感を得ることも出来なくなってしまいます。
まとめ
相手とタイミングを選んであなたの知識を披露していけば、あなたは尊敬を得られる知識人として扱われるでしょう。
ですが、自分の言いたいことをただ垂れ流しているだけでは、ステレオタイプのオタクとして敬遠されるのがオチです。
他人など知らぬと、独りわが道を行ける強さをお持ちであればとやかく言いませんが、人のなかで生きていくつもりがあるのなら少し気にして生活してみましょう。